しかし実際にこの世に生まれてくることが出来たのは二人です。
一人は、生まれる前にお空にかえって行きました。その子が男の子だったのか女の子だったのかも今となっては知ることも出来ません。
それでも私にとっては大切な二人目の子どもでした。
去年の5月16日。流産の手術をした日です。けいりゅう流産だったため手術が必要でした。二人目の子どもが世の中に出てきた日です。私の中では5月16日は子どもの大切な日になりました。
このたび悠人が生まれてくる直前まで、毎日毎日欠かさずにその子のことを考えていました。悠人が生まれてきたのが5月15日。ちょうど一年の時間を超えてあの子が生まれ変わったような感覚になるときもありますがやっぱりそれぞれ別の子どもです。
最近、忙しくてついあの子のことを考えることが少なくなってしまいました。リアルに思い出されていたいろんな辛い経験や悲しい気持ちも、そっとベールをかけたようにおぼろげになってきています。年月がたつほどにこういう気持ちに変わっていくものなのか、はたまた次の子どもを出産したことによって気持ちが癒されているせいなのか…まだ良く分かりません。でも、流産の心の傷は次に子供を産んではじめて癒されるんだというようなことを聞いたことがあるので、きっとそういうことなんだと思います。
子どもたちが大きくなって物事の分別が付くようになってきたらちゃんとあの子のことも話して聞かせたいと思います。優子と悠人の間にはもう一人大切な子どもがいたということを。そしてその子のおかげで私は命の大切さを教えてもらうことができ、生きているということは奇跡なんだと思えるようになったことも教えたいです。辛い経験にも必ず意味があり、それを乗り越える勇気を持つことが必要なんだと。
今、二人の子どもたちの寝顔を見ていると本当に幸せな気持ちになります。私の生きている意味もこの子達に会うためだったんだと、ちょっと大げさだけどそんな風に思ったりもします。
私の人生の中で今が一番幸せで充実しているときなんだなあって思います☆後で後悔しないように精一杯子どもと毎日過ごしたいな



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